ヨガをしてると、『ハタヨガ』という言葉
を耳にした事がある方、多いのではない
でしょうか？
レッスン名に『ハタベーシック』とか
『ハタフロー』という名前を付けている
スタジオも多いです。
こちらでは、ハタヨガの意味とハタヨガ
の種類・効果を解説していきます。
ハタヨガとは？
ハタヨガと言う名前は、
『ハ＝太陽』
『タ＝月』
『ヨガ＝融合』
と言う言葉からきていて、
太陽と月のように相反する者が一つに
合わさる事（両極性の融合）を意味します。
様々な流派がある中でヨガの元祖とも
言えるヨガです。
今日の多くのヨガのポーズはこの伝統的
なハタヨガの一部でもあります。
姿勢（アーサナ）
プラーナヤーマ（呼吸法）
ムドラー（手印）
サマディ（三昧）
クリヤー（浄化）
バンダ（締め付け）
に重点を置き、心身を浄化させます。
ハタヨガの種類を5つご紹介
アシュタンガヨガ
インドのマイソールにスタジオを持つ
『S.Kパタビジョイス』が現代に合わせて
分かりやすくアレンジしたヨガ。
パワーヨガの原点でもあり、アメリカ
や日本でも急速に広まっています。
取るポーズの順番が決まっていて完成形
のポーズを取る事が求められる
（ポーズの軽減方が無い）のも特徴的です。
様々なポーズと呼吸を連動させながら
行っていきます。
運動量が多い為、肉体的にもかなり消耗
するヨガでもあります。
ある程度ヨガに慣れている方にオススメです。
アイアンガーヨガ
インドのプーナにスタジオを持つ
『B.K.Sアイアンガー』が確立したヨガ。
プロップス（道具）を使用して、年齢や
体質（柔軟性・骨格）体調など個人差を
補いながら行う事が特徴です。 細かく
体の位置を調整しながら姿勢を重視して
進めていきます。
アメリカなどでは病院のリハビリで取り
入れられています。
シバナンダヨガ
インド「リシケシ」の聖者であり、
西洋医学の医師だった
『スワミ・シバナンダ』が確立したヨガ。
２種類の呼吸法（プラナヤマ）、
太陽礼拝、12のポーズ、瞑想で構成
されています。
現在主流になりつつある体を動かす
ヨガに対して、静かな癒しなど精神
を整えるヨガです。
様々な悩みを抱え、精神的に癒しを
求めている人にはおすすめのヨガです。
イシュタヨガ
サンスクリット語で「個人」と言う
意味で、個人を尊重して行うヨガ。
ニューヨーク在住の
『アラン・フィンガー』と父の
『マニ・フィンガー』が伝統的な
ヨガの流派を守り、ハタ・タントラ
（瞑想、禁欲主義）・アーユルベーダ
を取り入れて作り上げた。
呼吸を意識しながら柔軟性を高めて、
ダイナミックなポーズで筋力アップ
してから、最後は瞑想でリラックス
して心身のバランスを整えます。
ヨガ初心者の方から上級者の方まで
オススメです。
ハートオブヨガ
近代ヨガの始祖クリシュナマチァリア師
の教えに影響を受けた
『マーク・ウィットウェル』によって
創られた伝統的なハタヨガを伝える為の
アプローチの一つです。
先生のインストラクションや
デモストレーションや周りの方に合わせる
のではなく「個」に重きを置いて、
自分の呼吸に合わせてポーズを行う
のがハートオブヨガの大原則です。
外見から見た「形」を気にすることも
なく、ポーズをしている自分自身が
「何を感じているか」に目を向けます。
そうする事で自分に合ったプラクティス、
そして自分のヨガが生まれます。
呼吸さえできれば誰でもできるハタヨガです。
ハタヨガの効果
・集中力アップ
・バランス感覚が養われる
・呼吸が深まり、感情のコントロールがしやすくなる（イライラしにくくなる）
・自律神経のバランスを整える
・体を動かしていくうちに姿勢が良くなる
（少し身長が伸びることもあります）
・柔軟性アップ・体幹が鍛えられる
・睡眠の質が上がる
・ストレス解消
・リラックス効果
・気持ちもポジティブになる
まとめ
いかがでしたでしょうか？
今回はハタヨガの種類と効果
についてお伝えしました。
効果は人によって個人差はありますが、
続けていくうちにこのような沢山の効果
が得られて、ヨガのプラクティスをして
いる時以外の日常生活でも良い影響を
及ぼします。
また、こちらでご紹介しているハタヨガ
以外にも沢山ヨガの種類がございます。
伝統的なヨガから近年に開発されたヨガ
、動くヨガからお休みするヨガまで
あります。
人それぞれヨガに対する目的も違ってくる
ので、是非自分に合ったヨガを探して
みてください。
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