【ヨガ基本ポーズ】太陽礼拝Aの中に出てくるポーズと呼吸の促しを解説

ヨガクラスを受けるとほとんどのクラスで『太陽礼拝』と言われる動きやそれに似た流れのポーズが出てきます。

その一連の流れは何度か繰り返すと無心になれるので、まさに『動く瞑想』です。

こちらでは、
『太陽礼拝とは?』
『太陽礼拝Aに出てくるポーズと順番』
『太陽礼拝Aの呼吸の促し』

『太陽礼拝の効果』
この項目に分けて解説していきます。

目次

太陽礼拝とは?

サンスクリット語では、
『スーリア(太陽)ナマスカーラ(礼拝)』と言い、

英語では、
『サンサルテーション』と言います。

元々はインド発祥で、伝統的に行われている太陽神へのお祈りとして用いられてる動作で、次第に一般の方も取り入れるようになり健康的な体操として普及されてきました。

呼吸とポーズを連動させながら一呼吸一動作で動く『ヴィンヤサ(フロー)』スタイルのシークエンスで、ヨガの流派によって流れが異なってきたり、マントラと一緒に動いていく太陽礼拝もあります。

P-chan

マントラはインドのお経だよ!

こちらでご紹介する太陽礼拝はベーシックな種類です。

連続した12のポーズを取る事で、1日の始まりに太陽に挨拶し、その恵みに感謝をすると言う意味が込められています。

また、12ポーズを取るのは太陽が12ヶ月かけて黄道十ニ宮を一周するので、その事に由来します。

全身を使ってダイナミックに動いて行くのでコンテンポラリーダンスのようにも思えます。

初めは順番が覚えられなかったり次から次へとポーズが展開されるのでついていけなかったりするかもしれませんが、慣れてくると無心になって動けるようになり、動く瞑想状態になれます。

太陽礼拝Aに出てくるポーズと順番

1、タダーサナ(山のポーズ)

2、ウルドゥバ・ハスターサナ(腕を上げた山のポーズ)

3、ウッターナーサナ(立位の前屈のポーズ)

4、アルダ・ウッターナーサナ(上体を半分起こした前屈のポーズ)

5、プランク(板のポーズ)

6、アシュタンガーサナ(8点のポーズ)

7、ブジャンガーサナ(コブラのポーズ)

8、アドムカシュヴァーナーサナ(した向き犬のポーズ)

9、アルダウッターナーサナ(上体を半分起こした前屈のポーズ)

10、ウッターナーサナ(立位の前屈のポーズ)

11、ウルドゥバ・ハスターサナ(腕を上げた山のポーズ)

12、タダーサナ(山のポーズ)

さいしょの4つのポーズは後半にも出てきて、タダーサナ(山のポーズ)から始まってタダーサナで終わります。
こちらが一連のながれになります。

ポーズの流れを覚えたら、呼吸とポーズを合わせて一呼吸一動作で動いてみましょう。

太陽礼拝の呼吸の促し

1、まずはマットの前の方に足を揃えて立って、一度今している呼吸を吐き出します

AKI

サマスティティヒ〜
(山のポーズ)

2、吸う息きたら両腕持ち上げて頭上で合唱

AKI

吸って〜
ウルドゥヴァハスターサナ

3、吐く息きたら深い前屈

AKI

吐いて〜
ウッターナーサナ

4、吸う息半分の前屈

AKI

吸って〜
アルダウッターナーサナ

5、呼吸が止まっている間に両手をマットに下ろして、両足を一本ずつ後ろに引きます

AKI

息を止めます
プランク(板のポーズ)

6、吐く息きたら膝→胸→顎の順番にマットに下ろします

AKI

吐いて〜
アシュタンガーサナ
(エイトポイント)

7、吸う息がきたらつま先でマットを蹴りながら体を前にスライドさせて上体起こします

AKI

吸って〜
ブジャンガーサナ

8、吐く息きたら手で床を押しながら足のつま先立ててお尻を上に持ち上げます

AKI

吐いて〜
ダウンドック

AKI

ポーズが取れたら5呼吸繰り返しましょう

9、吸う息きたら視線を手と手の間に向けて両足を一本ずつ手と手の間に移動します

AKI

吸って〜
アルダウッターナーサナ

10、吐く息がきたら深い前屈

AKI

吐いて〜
ウッターナーサナ

11、吸う息がきたら上体起こしながら両腕持ち上げて頭上で合唱

AKI

吸って〜
ウルドゥバハスターサナ

12、吐く息がきたら合唱の手を胸の前に下ろします

AKI

吐いて〜
サマスティティヒ

太陽礼拝の効果

・自律神経のバランスを整える
・体幹強化
・集中力アップ
・シェイプアップ
・心と体がスッキリする
・ストレス解消
・関節が柔らかくなる
・全身の活性化
・疲労回復
・便秘解消
・肩こりや腰痛の緩和改善

この一連の流れを繰り返すだけでこんなにもたくさんの効果が得られます。

P-chan

とても万能なシークエンスですね!

まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回は太陽礼拝Aについて解説しました。

初めは順番を覚えるのが大変かもしれませんが慣れてくると自然と体が動いてくれます。

グループクラスでは先生のカウントで動いていきますが、人によって呼吸の浅さや深さは違ってくるのでシークエンス覚えたら1人で自分の呼吸に意識を向けながら行うとより心地よく動けます。

初めは3回、慣れてきたら5回、少しずつならしていって、10回ぐらいできるようになるとあっという間に終わり、終わった後スッキリ体が軽くなる感じが味わえます。

また年末年始になると『108回太陽礼拝』という煩悩の数だけ太陽礼拝を行うイベントが開催されるスタジオもありますので参加してみましょう。

P-chan

108個溜まった煩悩を感謝して手放すという意味が込められてるよ

108回太陽礼拝行った人にしか味わえない穏やかな感覚がその先にあります。

是非体感してみてください。

Have a good one : )

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この記事を書いた人

AKI YOGAのアバター AKI YOGA Yoga instructor

yogaを始めたきっかけは趣味であるスノーボードのケガの予防や体幹を鍛える為でした。続けていくうちに徐々に自分の心や身体に変化を感じ、yogaの素晴らしさをたくさんの人に伝えていけたらなと思うようになり指導者を目指しました。
現在は東京・千葉・を拠点にyogaやヒップトレーニング、筋膜リリースの指導を行っています。
クラスではスムーズに体を動かしやすくする為のセルフマッサージや筋膜リリースを入れてから、ご参加してくださるお客様に寄り添った内容でポーズを進めていきます。
スタジオではたくさんのおだやかな笑顔で溢れかえるクラスを目指していけたらなと思っています。


license
・JIYA日本ヨガインストラクター協会3・2級取得
・JIYA日本ヨガインストラクター協会1級取得(ヨガ上級ポーズ、キッズヨガ、シニアヨガ、ピラティス)
・Heart of yoga養成講座 修了
・全米ヨガアライアンス認定(RPYT)マタニティヨガインストラクター 取得

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