ヨガを始めてから花粉症が楽になったあるいは治ったと言うお声も耳にします。
実は、ヨガのポーズの中にはデトックスしてくれるものも出てきます。
そして、花粉症の症状を和らげるアロマオイルもあるのです。
こちらでは、
『なぜヨガすると花粉症が緩和するのか?』
『花粉症の症状を和らげるポーズ』
『花粉症の症状を和らげるアロマオイル』
こちらの内容で解説していきます。
なぜヨガすると花粉症が緩和するのか?
花粉症は『季節性アレルギー性鼻炎』とも呼ばれていて、体内に入ってきた花粉に対する免疫反応によって鼻水などの症状がひき起こされることを言います。
体が花粉を異物と捉えて、その異物を体外に排出しようと過剰に反応してしまいます。
花粉症の症状が起こるメカニズム
- 花粉(アレルゲン)が鼻粘膜に付着する
- アレルゲンがマスト細胞という細胞の抗体と結合する
- 再びアレルゲンが侵入すると、マスト細胞からヒスタミンなどのアレルギー誘発物質が放出される
- 鼻水や鼻づまり、くしゃみなどのアレルギー反応が引き起こされる
これらは、免疫機能が低下することによって引き起こされます。
免疫力アップさせるには?
花粉症の症状を緩和させるには、日々の生活を見直すと良いでしょう。
免疫力アップに繋がる4つのポイントをご紹介します。
- 質の良い睡眠
- 栄養バランスの取れた食事
- 適度な運動
- ストレスを溜め込まない
忙しい現代社会、なかなかバランス良く取り入れることは難しいですが、中でも適度な運動を取り入れるとこでストレス発散できて、体を動かす事で睡眠の質も良くなるでしょう。
ヨガは形にとらわれずに、自分と向き合う時間なので、そんな時間を作ってあげると自律神経のバランスも整い、自然と免疫力のアップに繋がります。
花粉症の症状を和らげるポーズ
花粉は異物なので、それをデトックスさせてあげるようなポーズを取ったり、自律神経のバランスを整える呼吸を行うと良いでしょう。
こちらでは花粉をデトックスする呼吸法とポーズを2つご紹介します。
*自律神経のバランスを整える呼吸法
ヨガの呼吸法は精神をリラックスさせ、自律神経のバランスを整える効果があります。
花粉症の症状の鼻詰まりは、副交感神経が優位に働いた時に起こります。
そのバランスを整える為に腹式呼吸を取り入れましょう。
行い方
1、椅子でもマットの上でも良いので、背筋が伸びる状態で座ります。肩の余分な力を抜いて、怖くなければ目を閉じます。
背筋伸びにくかったらお尻の下にクッションかヨガブロックを入れましょう!
2、一度今している呼吸を口から全て吐き出します。
3、次の吸う息で鼻から息を吸ってお腹ポッコリ膨らませます。
4、鼻から吐きながら、お腹を背中の方まで凹ませるように息を抜いていきます。
このように深い腹式呼吸を5〜8呼吸繰り返します。
*おすすめヨガポーズを2つご紹介
デトックス効果の高いヨガポーズは捻りのポーズです。
疲れてる時でも簡単にできるよう座位と仰向けでできるポーズをご紹介します。
『アルダマツィエンドラーサナ(座位の捻りポーズ)』
1、長座の姿勢で座って、吸う息で右膝を折り曲げて、吐く息で足裏を左脚の外側に右足裏を下ろします。左手で右膝を抱えて、右手はお尻の後ろに下ろします。
このポーズ背骨が丸まっちゃうんですけど…
その場合は、下の伸ばしてる脚の膝を少しだけ折り曲げると背筋が伸びやすいです!
2、吸う息で背筋を伸ばして、吐く息で背骨を軸に右にツイストします。吸う息で少し緩めて、吐く息で捻りを深めましょう。
このようにして、5〜8呼吸繰り返します。
呼吸繰り返した後は、吸う息のタイミングで上体を真ん中に戻して、吐く息のタイミングで背骨を丸めてリラックスしましょう。
コントロールしていた呼吸も一旦緩めて、ポーズの余韻を味わいます。
同じように反対側も捻ります。
『ジャタラパリヴリッターサナ(ワニのポーズ)』
1、仰向けの状態で真っ直ぐ寝ていきます。両腕は体側に下ろして手のひらは床に向けましょう。
2、吸う息がきたら両脚持ち上げながら両膝を直角に折り曲げて、吐く息がきたら両膝を左側に倒してツイストします。視線は天井方向か首が痛くなければ右の肩越しに向けて、怖くなければ目を閉じましょう。
ポーズが取れたら5〜8呼吸ぐらい繰り返します。
3、呼吸繰り返した後、吸う息のタイミングで両膝とお顔を真ん中に戻して吐く息で右側に捻ります。視線は同じように首が痛くなければ左の肩越しに向けて、5〜8呼吸ぐらい繰り返します。
4、右側のツイストも行ったら、吸う息のタイミングでお顔と両膝を真ん中に戻して吐く息で両脚を前に伸ばして、リラックスしましょう。
コントロールしていた呼吸も手放して、ポーズの余韻を味わいます。
花粉症の症状を和らげるアロマオイル
アロマオイルには様々な効果や効能があり、中には抗ウィルスや呼吸を深めてくれたりリラックスできるものもあって、花粉症の症状を和らげてくれます。
こちらでは花粉症にオススメのエッセンシャルオイルを3種ご紹介します。
*ティートゥリー
ティートゥリーは、抗ウィルス作用に優れています。 花粉以外にもウィルスが流行する季節に効果を発揮してくれます。
とてもスッキリとしていて爽快感のある香りです。
*ラベンダー
抗ウィルス、抗菌作用に加えてリラックス効果もあり、とても万能なエッセンシャルオイルです。
花粉による目の痒みも和らげてくれる効果が期待できます。
*ペパーミント
粘液溶解作用、鼻のうっ血の緩和に効果的に効果的なペパーミントは、花粉による鼻や咳などのトラブルに効果的です。
清涼感のある爽やかな香りで、鼻づまりで眠れない時や集中できない時に香ってみてください。
どうやって使うんだろう…
こちらのアロマオイルの使用方法は、ティッシュやハンカチ、マスクなどに1〜2滴垂らして香りを楽しみましょう。
また、こちらの3種類のオイルはブレンドもとても相性が良いので、1滴づつ垂らして混ぜてもオススメです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は花粉症の症状に効くヨガポーズとアロマオイルをご紹介しました。
毎年、花粉が増え続ける傾向にあるので、花粉症の方は辛い時期です。
花粉の季節でも、少しでも快適に過ごせるよう試していただけたら嬉しいです。
ヨガポーズやアロマオイルだけを取り入れても、なかなか症状は緩和するのは難しい事もあるので、バランスの良い食事睡眠運動を行った上で、プラスして取り入れてみてください。
ヨガを取り入れた事で、花粉症の症状が緩和したというお声もよく耳にするので、人によっては効果があるのかもしれないので、是非行ってみてください。
Have a good one : )
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