ヨガの最後のポーズで必ず出てくる『シャヴァーサナ』。
このシャヴァーサナが楽しみでヨガのプラクティスを頑張る人も多いでしょう。



一気に疲れが取れてみんな大好きなポーズ!
こちらでは、
『シャヴァーサナとは?』
『シャヴァーサナの意味と理論』
『心地よくシャヴァーサナをとるには?』
こちらの内容で解説していきます。


シャヴァーサナとは?
ヨガクラスを受けると最後に必ず出てくる仰向けで行うお休みのポーズです。
サンスクリット語
Savasana(シャヴァーサナ)
英語
Corpse Pose(コルプスポーズ)
日本語
屍のポーズ
ヨガのプラクティスの中で絶対に欠かせないポーズであり、シャヴァーサナを行うことで身体、精神、マインドが調和され、自分自身が大きな存在の一部であることを気づかせてくれます。
とてもシンプルなポーズでもその意味は深く、さまざまな効果が得られます。
効果
- 疲労回復
- 頭を休ませてリラックス
- 安眠
- ストレスの軽減
- 心身の緊張と弛緩をコントロールする
- イライラの軽減
- エネルギーの調和
- 集中力を高める
- 自信を取り戻す


シャヴァーサナの意味と理論
こちらではポーズにまつわる意味や座学などをお伝えしていきます。
『シャヴァ』は屍とか死人と言う意味を持ち、仰向けになって動かない姿勢が屍をイメージさせることか、屍のポーズと呼ばれるようになりました。
『空(クウ)』を象徴する仰臥位(ぎょうがい)の基本ポーズになり、ヨガのプラクティスを行った最後にとることが多いです。



仰臥位は仰向けに横たわっている体位のことです!
無空のように全てを手放し全身を大地にゆだねます。
普段、体を矯正的にお休みさせる事に慣れていない方は、肯定反応のように終わった後体がだるくなったりすることもありますがそれは最初だけで、慣れてくるとそのお休みポーズが回復に繋がります。
全ての身体の力みをできるだけ抜いて、屍のようにその力をマットに預けましょう。
その先にはまた新たな気づきがあるはずです。
チャクラとも関係が深く、シャヴァーサナが働きかけるチャクラは骨盤底にある第1チャクラと頭頂部にある第7チャクラです。
始まりと終わりのチャクラを繋げて身体の土台を作ってくれます。


ヨガのポーズの中で最も重要なポーズと言えるでしょう。


心地よくシャヴァーサナをとるには?
シャヴァーサナをより快適で深いお休みに入れるよう、こちらでは3つの方法をお伝えします。
1、プロップス使う
仰向けになった時にマットへの設置面に隙間が開いてると土台が安定せずに不快感が生まれます。
例えば腰が痛い場合は少し膝を緩める事で腰のスペースが床に埋まるので、膝を曲げてその間に丸めたブランケットやボルスターを入れましょう。
首の後ろがスペースが開くのでそこを埋めたい場合も、そのスペースに合わせてブランケットやタオルを丸めて隙間を埋めてあげると首が楽になります。
体の前面が寒い場合は上からブランケットをかけます。


2、できるだけ全身の力を抜く
体が力んでるとリラックスできないので首・手首・足首などの関節を緩める為にちからがはいってるなぁと思ったところを揺らしてあげると良いでしょう。
後は、何度か呼吸を繰り返して吐く息とともに全身の力をマットに預けます。
3、アロマを焚く
好きな香りまたはリラックス効果の高いエッセンシャルオイルをチョイスして、ティッシュに一滴垂らし、胸の上に置いてあげると程よく香って、深いリラクゼーションへと導いてくれます。
おすすめのエッセンシャルオイルは『ラベンダー』『ゼラニウム』『フランキンセンス』がリラクゼーションを促してくれますが、今のその時の気分に合わせたお好きな香りでも良いでしょう。


まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はヨガで最も重要なポーズ『シャヴァーサナ』について解説しました。
この間も私のクラスに初めて参加してくださった方が『最後お休みするんですか?このお休みがあるから頑張れそうです。』とクラスが終わった後に言ってきてくださいました。
そのくらい、誰もがプラクティスを終えた後の極上の時間だと感じるでしょう。
たった5分のシャヴァーサナで1時間の睡眠に匹敵すると言われていて、シャヴァーサナから覚醒した後に身体の疲れが取れた感覚を得られるので、きっとヨガのプラクティスがクセになります。
是非、ヨガした事のない方にもこの感覚を味わってもらいたいです。
普段ヨガのプラクティスを取り入れてる方は、シャヴァーサナの中でも自分に合った形を探ってみてください。
Have a good one : )
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