『ファスティング』って聞いたことがあるけど、いまいちやり方がよく分からない…
と言う方もいらっしゃるかと思います。
ファスティングをすることで、体が引き締まったりデトックスできたり肌質改善したりと色々な良い効果が得られるのです。
真面目に行うと3日で2.5㎏ぐらいは体重減ります!(個人差あり)
こちらでは、
『ファスティングとは?』
『ファスティングの行い方』
『ファスティング中にオススメのヨガポーズ』
こちらの内容で解説していきます。
ファスティングとは?
ファスティングは断食の事で、一定の期間食べ物を断つことを言います。古くから宗教的な行為として行われてきました。
最近では、身体のデトックスや免疫力を高める為だったり、腸活や妊活を目的に行う方もふえており、身体のリセットや整える方法として注目されています。
ファスティングは、胃腸をはじめとした内臓や消化器官が消化と休診活動を休ませることで、毒素や老廃物を排出しやすくる働きが強化されると言われています。
なので、デトックス効果や腸内環境を期待して実施される方も多いです。
また、腸内環境を整える事で免疫力アップや肌荒れの改善などの効果も期待できます。
ファスティングの効果
・体引き締め
・肌質改善
・むくみ改善
・腸内環境を整える
・免疫力アップ
・デトックス効果
・胃が小さくなる
・食事がより美味しく感じる
ファスティングの行い方
ファスティングの行い方は大きく分けて2つあります。
ひとつ目は『オートファジー』と言われている16時間だけ実践するやり方と、もうひとつは一定期間(3〜5日間)集中して行うやり方です。
こちらでは、オートファジーと一定期間どのように行うかを解説していきます。
*オートファジーの行い方
行い方はとても簡単で、1日24時間のうち16時間は固形物を食べないで、残り8時間の間は何を食べても大丈夫と言うやり方です。
オートファジーとは、細胞内のタンパク質を分解させる仕組みのことです。オートファジーは元々人間に備わっている機能で、身体が飢餓状態になるとオートファジーの力が働きます。
空腹状態が続き身体にタンパク質が供給されなくなると、細胞内のタンパク質が分解されます。
オートファジーは体内の不要なタンパク質を分解して、新しいタンパク質を生み出します。
実践する事で、体内の不要物を除去するほか、その不要物を新しい栄養源に変える生命維持の役割があります。
*一定期間に集中して行うやり方
この場合はまず断食をする前に準備期間を入れます。準備期間はファスティング行う2日前から行い、その期間は無添加で胃に優しいものを取り入れましょう。
胃に負担の少ない食事例
・玄米ご飯
・お味噌汁
・発酵食品
・お粥またはおもゆ(おかゆをゆるく炊いたもの)
注意する事は、急いで食べずによく噛んでから飲み込むようにしましょう。そして、夜多く食べるよりも朝のうちに多めに食べておくと、1日の活動でエネルギーを消費してくれます。
食べる量もいつもより少なめにし、特に夜の食べ過ぎに注意です。
いよいよ、ファスティング本番です!
ファスティング中は固形物を食べないため水だけだといきなり血糖値が下がってふらふらしてしまうので、酵素ドリンクを取り入れると良いでしょう。
酵素ドリンクは濃縮タイプが多いので、水や炭酸水で薄めて、1日に2リットルぐらいを目安に飲みます。
3日間酵素ドリンクだけで過ごすので、味に飽きてしまった場合は、酵素ドリンクにオーガニックのレモン汁を入れて味変したり、白湯に添加物不使用の梅干しを溶いて飲んだりして過ごしましょう。
お腹空きすぎて眠れない場合は、オーガニックのハーブティー(カモミールやラベンダーなどの香りがするノンカフェインのもの)を取り入れるとリラックスできてオススメです。
もし、3日間のファスティングが難しければ最初は週に1回曜日を決めて1日ファスティングをしたり、少しずつ慣らしていくのも良いでしょう。
もちろん、準備期間と回復食は忘れずに、1日取り入れる場合は前後1日づつ設けます。
3日間のファスティングを終えたら、3日間の回復食を行いましょう。
回復食はいきなりがっつりご飯を入れちゃうと胃に負担がかかって、リバウンドの原因にもなりますので焦らずにゆっくりと固形物を取り入れます。
回復食
1日目のメニュー例
朝→酵素
昼→おもゆ
夜→おもゆ、具なし味噌汁(塩分少なめ)
2日目のメニュー例
朝→酵素
昼→おもゆ、かぼちゃ、具なし味噌汁
夜→おもゆ、具なし味噌汁、梅干し
3日目のメニュー例
朝→酵素、ドライいちじく
昼→おかゆ、ナッツ(アーモンド、くるみ)、具ありお味噌汁
夜→おかゆ、梅干し、具ありお味噌汁、お漬物
もし3食バランスよく摂るのが難しければ、1日目はメニュー例のように行い、2日目からはいきなり胃に負担がかかりようなものを取らなければ大丈夫です!
同じようなメニューで飽きませんか?
ファスティングで胃をリセットすることで食べものがより美味しく感じるし、ありがたみも感じるので意外と乗り越えられますよ!
このように少しづつ量を多くしていき、固形物も少しづつ取り入れます。
断食後は吸収率が高くなっているので、リバウンドに注意しましょう!
一気に普通の食事に戻すと、お休みしていた胃がビックリして消化器官に負担がかかり、胃痛や腹痛を引き起こす原因になります。
ファスティング中にオススメのヨガポーズ
断食し始めは食べないストレスが溜まる事もあるので、そのストレスを軽減させる為にもヨガはオススメです。
色々なヨガの流派がある中でもお休みのヨガ『リストラティブヨガ』がオススメで、ファスティングによる肯定反応や疲労感、ストレスを軽減させてくれます。
こちらでは、ファスティング中にオススメのヨガポーズを3つご紹介します。
*胸を開くポーズ
画像のようにボルスターまたはクッションを上手く重ねて斜めにし、寄りかかって胸を開きます。
ファスティング中は肯定反応で体がだるくなったり人によっては頭痛を引き起こしたりするので、そんなことも軽減してくれます。
*足を上げて体の巡りを良くするポーズ
体を動かすエネルギーも無くなってしまうこともあるので、体の巡りを良くするためにも足を上げて血流を促します。
*デトックスを促す捻りのポーズ
せっかくデトックス効果が期待できるので、さらにデトックスを促す捻りのポーズでキープすると良いでしょう。
このポーズは左右バランスよく行います。
リストラティブヨガは、体を強制的に休ませる事で回復に導いてくれます!
お休みのヨガがあるんだぁ
上記のポーズはファスティング中にじゃなくても、普段すごく疲れて体を動かしたくないときに行うのもオススメです。
1ポーズ10分〜15分ぐらいキープすると疲労回復につながります。上記の3つのポーズでファスティングの効果をより高めていきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、ファスティングの行い方とファスティング中にオススメのヨガポーズをご紹介しました。
もし、ファスティングに慣れてきたら5日間とか1週間とかに伸ばしても良いです。
急なリバウンドは体に負担がかかる為、普段から健康的でバランスの良い食事と適度な運動取り入れて快適な毎日を過ごしましょう。
4月から新年度が始まります。
新たな年度を迎える前に心も体もリセットしてから一年を過ごすと、ステキな年を迎えらるかもしれません。
心も体も軽やかに、ステキな一年をお過ごしください。
Have a good one : )
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