ヨガの上級クラスやアシュタンガヨガを受けると必ず出てくる『太陽礼拝B』。
太陽礼拝Aと比べるとポーズ数も多く、筋力を使うポーズも出てきます。
こちらでは、
『太陽礼拝AとBの違い』
『太陽礼拝Bに出てくるポーズの順番と呼吸の促し』
『太陽礼拝Bの効果と注意点』
この項目に分けて解説していきます。
太陽礼拝AとBの違い
太陽礼拝Aのシークエンスは12ポーズで構成されており、太陽礼拝Bのシークエンスは22ポーズで構成されています。
ポーズ数は倍近く増えて、腕立て伏せのように腕力を使うポーズも出てきますので運動量もかなり上がります。
左右行うポーズも出てくるので、左右の違いの観察や左右のバランスが整っていく過程も楽しめます。
AとBの共通点はタダーサナ(山のポーズ)で始まってタダーサナで終わります。
最後のアドムカシュヴァーナーサナ(下向き犬のポーズ)で5呼吸ぐらいお休みする所もAと同じです。
ダウンドッグがお休みなんだぁ!!
Bでは、『ウットゥカターサナ(チェアのポーズ)』『チャトランガダンダーサナ(四肢で支える杖のポーズ)』『ヴィラバドラーサナ1(戦士のポーズ1)』こちらの3つが加わって、上に伸びたりマットに近づいたりと上下に動く流れになるので初めはハードに感じられるかもしれません。
太陽礼拝Bに出てくるポーズの順番と呼吸の促し
1、タダーサナ(山のポーズ)
サマスティティヒ
一度息を吐きます
2、ウットゥカターサナ(チェアのポーズ)吸う息
3、ウッターナーサナ(深い前屈)吐く息
4.、アルダ・ウッターナーサナ(半分の前屈)吸う息
5、プランク(板のポーズ)息を止めます
6、チャトランガダンダーサナ(四肢で支える杖のポーズ)吐く息
7、ウルドゥヴァ・ムカ・シュヴァーナーサナ(上向き犬のポーズ)吸う息
8、アドムカシュヴァーナーサナ(下向き犬のポーズ)吐く息
9、ヴィーラバドラーサナ1(戦士のポーズ1)吸う息
右脚を手と手の間に踏み込みます
10、プランク(板のポーズ)息を止めます
右脚後ろに引きます
11、チャトランガダンダーサナ(四肢で支える杖のポーズ)吐く息
12、ウルドゥヴァ・ムカ・シュヴァーナーサナ(上向き犬のポーズ)吸う息
13、アドムカシュヴァーナーサナ(下向き犬のポーズ)吐く息
14、ヴィーラバドラーサナ1(戦士のポーズ1)吸う息
左脚を手と手の間に踏み込みます
15、プランク(板のポーズ)息を止めます
左脚を後ろに引きます
16、チャトランガダンダーサナ(四肢で支える杖のポーズ)吐く息
17、ウルドゥヴァ・ムカ・シュヴァーナーサナ(上向き犬のポーズ)吸う息
18、アドムカシュヴァーナーサナ(下向き犬のポーズ)吐く息
最後のダウンドッグなので
5呼吸繰り返しながらキープします
19、アルダ・ウッターナーサナ(半分の前屈)吸う息
20、ウッターナーサナ(深い前屈)吐く息
21、ウットゥカターサナ(チェアのポーズ)吸う息
22、タダーサナ(山のポーズ)吐く息
太陽礼拝Bの効果と注意点
効果
・血行やリンパの流れの向上
・体温が上昇する
・シェイプアップ
・ストレス発散
・体力の向上
・柔軟性アップ
・瞑想効果
・呼吸のコントロールがしやすくなる
・姿勢を整える
注意点
*ポーズ数が多く長いので初めのうちは疲れたらお休みを入れましょう。
*腕を持ち上げるポーズの時に腰が反れやすいので必ず腹圧をかけて、腕が持ち上がりにくかったら斜め上に伸ばしてもオッケーです。
*チャトランガダンダーサナの時に辛かったら膝を床におろしても大丈夫です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は『太陽礼拝B』について解説しました。
太陽礼拝Bは太陽礼拝Aに続くヨガの基本のシークエンスになります。
太陽礼拝は前屈と後屈がバランスよく出てきて、上級者向けのクラスではウォーミングアップ代わりに行われることもあります。
アシュタンガヨガは太陽礼拝
AとBを5回ずつ最初に行うよ!
ヨガの流派によって流れも少し変わってくるので、色々体感してみるのも良いでしょう。
最初は長いシークエンスだなぁと思うかもしれませんが、長いからこそ内側に意識が向いて自分に集中しやすいです。
順番が覚えられたら是非自分の呼吸に合わせて行って、自分だけの動く瞑想を体感しましょう。
Have a good one : )
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